[PR]

 端午の節句の5日、江戸時代の宿場の風情を残す藤枝市岡部町岡部の大旅籠(はたご)柏屋で、地元に伝わる朝比奈ちまき作り体験があった。子どもたち約100人が参加し、笹(ささ)の香りのするちまきをほおばった。

 朝比奈ちまきは戦国時代に今川義元、徳川家康に仕えた朝比奈氏が合戦のたびに、つくって出陣したといわれる。ツバキの木を燃やした灰の灰汁(あく)にもち米を一晩浸してから蒸す。うす黄色の色合いと、よく伸びて柔らかいままで日持ちするのが特徴だ。

 静岡市駿河区の花村英将くん(6)と英粋くん(4)は、手をもちでベタベタにしながら、一口サイズに丸めて笹の葉にくるんだ。母の美穂子さん(36)は「ちまきは白くて硬めのおもちだと思っていたので、柔らかさに驚いています」と話した。