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 第70回春季関東地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞甲府総局など後援)の決勝が6日、甲府市の山日YBS球場であり、山梨学院が東海大甲府を6―4で破り、2年連続5回目の優勝を決めた。両校は19日から千葉県で始まる関東大会に出場する。

1年生、先輩の声援受け決勝打 山梨学院・栗田勇雅捕手

 「思いきり打ってこい」。山梨学院の1年生捕手、栗田勇雅選手が打席に向かうと、ベンチや塁上から先輩たちが次々に声をかけた。

 4―4で迎えた七回表。1死一、二塁から重盗が決まり、前の打者は死球で出塁して満塁に。最高の場面で打席が回ってきた。「初球から狙い、先輩を本塁にかえそう」。強い気持ちで振り切った初球、内角高めのスライダーをとらえると勝ち越しの2点適時打となった。一塁で右手を頭上に掲げ、喜びを表した。

 栗田選手が入学する前にあった昨秋の県大会決勝。山梨学院は東海大甲府に14点を奪われ大敗した。その試合で12安打を浴びた垣越建伸投手(3年)が六回からマウンドに上がっていた。球速は140キロを超え、直球のキレは抜群だ。「東海大甲府を絶対に抑えてやるという気迫を感じ、必死に球を受けていた」と話す。

 勝ち越し後は東海大甲府打線に得点を許さなかった。「関東大会は夏に向けて成長する良い経験になる。強豪校からたくさんのことを学びたい」。初めての関東大会を心待ちにしている。(市川由佳子)

関東大会の対戦 両校とも20日に 千葉県で19日開幕

 千葉県で19日に開幕する第70回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)で、山梨県大会優勝の山梨学院は日大三(東京1位)と桐光学園(神奈川2位)の勝者と、準優勝の東海大甲府は健大高崎(群馬1位)と、それぞれ20日に対戦する。1都7県の計19校が出場し、決勝は23日午前10時から千葉県野球場で行われる予定。

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