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ゲームを1日16時間 依存症になり肺機能は「53歳」

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大岩ゆり
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 歴史的な寒波が東京を襲った1月下旬、都内在住の女性(44)は自宅アパート前にとめた乗用車で夜を明かした。車内は零下8度。息で窓が真っ白になった。でも、自宅に戻るのが怖くて寒さに耐えた。

 自宅には、面倒をみている当時中学3年の男子生徒(15)がいた。学校にも塾にも行かずに家でスマートフォンのゲームばかりしているのをとがめたら、キレて襲いかかってきた。

 「うるせえ」「死ね」

 髪をつかまれてひきずり回され、殴る蹴るの暴行を受けた。身の危険を感じ、家を出た。

 暴力は日常茶飯事だった。肋骨(ろっこつ)にひびが入ったり、腰を痛めて動けなくなり救急車で運ばれたりした。椅子を投げつけ、壁や家具はボコボコだ。

 男子生徒は「ゲームにはオーラがある」という。はまっていたのはキャラクターを集めて育て、対戦させるオンラインゲーム。常にバージョンアップされて新しいキャラが次々に登場し、終わりがない。ネットを介して見知らぬ人とつながり、一緒に戦ったり敵になったりする。「まったく飽きなかった」

やめたいと思ってもネットゲームをやり続けてしまう。不登校になり、食事する時もスマートフォンを手放さなかった。朝まで16時間続けてしまうことも。注意されると、キレて家族に手を上げることもあった。ネット依存症の疑いがある中高生は全国に約52万人に上るといわれる。その実態をみた。

 ゲームを始めたのは小学5年…

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