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 第65回春季東海地区高校野球県大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞静岡総局など後援)の決勝が6日、草薙球場であり、静岡が東海大静岡翔洋を12―5で下し、3年ぶりの優勝を決めた。3位決定戦では市立沼津が島田商を5―0で破った。静岡と東海大静岡翔洋は18日に愛知県で始まる東海大会に出場する。

先発争いに発奮 猛打

 1年下の後輩と先発メンバーを争う静岡の小林晃輝君(3年)が、思い切りの良いスイングで4打数4安打5打点の活躍をみせた。

 小林君は春の選抜大会までは先発だった。だが、今大会は「良い時と悪い時の波が激しい」(栗林俊輔監督)との評価から、控えに回されることもあった。

 この日の決勝戦。栗林監督は左翼の先発を小林君にするか鈴木陸君(2年)にするか迷った末、主将の黒岩陽介君(3年)に相談した。黒岩君は小林君を推薦した。「あいつは先発を外れても腐らずに練習を頑張っていたから」

 爆発の予兆はあった。2日前の市立沼津との準決勝。途中出場ながら、同点の九回に勝ち越しとなる中前適時打を放った。

 この日もバットが「振れていると感じていた」と小林君。6番打者として三回には右方向に2点適時二塁打、八回にも2点適時打を放った。

 2試合連続の大一番での活躍。それでも小林君の表情は緩まず、先を見据えていた。「春は夏の前哨戦。この大会で得た収穫や見えた課題を夏に向けて生かしたい」(堀之内健史)

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