「最速」の看板とともに華々しくデビューし、人気を誇ったJR西日本の500系新幹線。しかし、のぞみとして東海道区間を走行したのは13年間と、歴代車両のなかで最短だった。何があったのか。
JR東海からは「異端児」
「JR東海にとっては、500系は目の上のたんこぶでしかなかったんです」。鉄道ジャーナリストの梅原淳さんはそう解説する。500系は、JR東海が嫌がる「弱点」をいくつも抱えていたという。
500系の定員は1324人…

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