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 7日午後10時半ごろ、新潟市西区青山水道のJR越後線の線路で、小学生とみられる女児が新発田発内野行きの普通列車(4両編成)にはねられた。女児は死亡が確認された。新潟県警は遺体の状況などから、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、殺人容疑も視野に調べを進めている。

 新潟西署によると、運転士は「人が線路内に横たわっているのに気づき、ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話しているという。女児の近くにはランドセルがあった。捜査関係者によると、顔のうっ血の状態などから、はねられる前に首を絞められていた可能性もあるという。

 7日午後5時ごろ、西区の小学校に通う2年生の娘が学校から帰ってこないと、母親から通報があったといい、署は身元の確認を進めている。乗客約170人にけがはなかった。

 現場近くの市立小学校の校長は朝日新聞の取材に対し「昨日から家に帰っていない児童が当校に1人いる。性別や学年については申し上げることができない。警察に相談している」と話した。校長によると、7日午後4時過ぎごろ、児童の保護者から学校に「下校時刻になっても帰ってこない」と連絡があったという。職員らで約1時間、学校や通学路を捜索したが見つからなかった。そのため、児童の保護者から警察に連絡をしたという。

 現場はJR小針駅近くの住宅街で、線路脇には立ち入りを防ぐ柵が設置されていた。8日昼、事故現場の周辺には規制線が張られていた。近所の女性(75)は「ここは小学生の通学路で、朝、夕は子どもが通るが、夜は人通りが少ない」。現場近くに住む男性(66)は「亡くなった女の子がお気の毒で仕方がない。そんな遅い時間に女の子に何があったのだろうか」と声を落とした。