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 防衛省統合幕僚監部に勤務する30代の男性3等空佐が小西洋之参院議員に暴言を吐いた問題で、防衛省は8日に3佐を訓戒処分にする。3佐の発言は自衛隊法の「品位を保つ義務」に違反すると判断。過去の事例を考慮したという。関係者が明らかにした。

 防衛省は3佐に対し、50時間以上にわたり聞き取り調査をするなどして最終報告をまとめた。それによると、3佐は4月16日午後8時40分ごろ、小西氏に暴言を含む不適切な発言を行ったと認定。「自衛隊員が暴言を含む不適切な発言を行うのは断じてあってはならない」と指摘した。

 調査の結果、3佐が「馬鹿」「気持ち悪い」「国益を損なう」「国民の命を守ることと逆行」などと発言したことを確認。一方、「国民の敵」と言ったかどうかについては、小西氏から連絡を受けた防衛省の事務次官が「お前は敵だ」と記憶し、人事教育局長がメモに記録していたが、3佐は一貫して発言していないとした。