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 絶滅危惧種のニホンライチョウの人工繁殖に取り組む富山市ファミリーパーク(富山市古沢)は8日、園内のニホンライチョウが今年度初めて産卵したと発表した。昨年も産卵したメスとオスのペアによる産卵で、6、7個の産卵をさせた後に孵卵(ふらん)器による人工孵化(ふか)に取り組む。

 昨年度、このペアから20個の卵が産まれたが、順調に成育しているのはそのうち2羽だけ。今年度は孵化率と成育率を高めるため、エサを変えたり、ストレスを減らす工夫をしたりして繁殖を進める。

 同パークによると、ペアは4月からフェンス越しに対面させる「お見合い」や短時間の「同居」を実施。今月4日から1日1、2回の交尾をするようになり、8日に産卵を確認した。(吉田真梨)