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 日本航空が格安航空会社(LCC)の新設を検討していることが8日、わかった。欧米などと結ぶ路線を想定しているもようだ。

 現在、豪カンタスグループと共同出資するLCCのジェットスター・ジャパンは、豪州やアジア便が中心だ。新LCCで路線を幅広く用意し、増える訪日観光客の取り込みを狙う。

 日航本体の国際線はビジネス客を中心として、LCCとはすみ分ける。新会社は成田空港を拠点とし、就航都市は既存路線と重ならない北米や欧州の都市になりそうだ。

 日航は2010年に経営破綻(はたん)。再建の際に公的資金が投入され、路線開設などが制限された。制限は17年4月に解禁され、新規路線を開設するなど攻めの姿勢を強めている。

 LCCを巡っては、ライバルのANAホールディングスが傘下のピーチ・アビエーションとバニラ・エアを19年度末をめどに経営統合させ、日本とアジアを結ぶ路線に乗り出す方針だ。