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 自らの任期中にイラン核合意を実現させたオバマ前米大統領は8日、トランプ大統領による離脱表明を受けて声明を出し、トランプ氏の判断を「大きな間違いだ」と批判した。

 オバマ氏は声明で「現実は明らかだ。イラン核合意は機能している。この見方は、欧州の同盟国や独立した専門家、現職の米国防長官にも共有されている」と訴えた。

 オバマ氏は「イラン核合意は外交によって成し遂げられるモデルであり、査察と検証の枠組みはまさに米国が北朝鮮と作り上げなければならないものだ」と強調。その上で「北朝鮮との外交交渉の成功に向けて注力する時に、イラン核合意から離脱することは、交渉を危うくする恐れがある」とも指摘した。

 また、イランは核合意に違反していないとした上で「イラン核合意なしでは、核を持つイランか、中東での新たな戦争か、という敗北に等しい選択肢しか米国に残されないだろう」と厳しく批判した。(ワシントン=土佐茂生)

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