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 大分県警大分東署員が今月上旬、個人情報が載った捜査資料を無断で持ち出して紛失していたことが、県警への取材でわかった。大分市内で女性が拾い、資料を撮影した画像をSNSに投稿。第三者が閲覧した可能性があるという。

 県警によると、紛失したのは交通事故の当事者の名前などが記載された捜査報告書など11枚。署の30代の男性巡査部長が4日午後、大分市で4月に起きたひき逃げ事件の現場付近で紛失したとみられる。

 女性は同日、現場近くのアパート敷地内で資料の一部を拾い、携帯電話で撮影した画像をフェイスブック(FB)に投稿。閲覧した人からの指摘で間もなく削除したという。

 投稿を知った県警の関係者から署に連絡があり、別の署員が女性を訪ねて資料を回収し、画像も削除してもらった。個人情報が載っていた当事者には5日に謝罪。11枚のうち1枚は所在不明だが、個人情報は載っていないという。

 巡査部長は、ひき逃げ事件の捜査の参考にするため資料を署内で捜査員への説明に使い、その後、内規で定められた手続きをとらずに持ち出していた。「持ち出した認識がなく、紛失にも気づかなかった」と話しているという。

 荒波芳治副署長は「個人情報の重要性について署員の指導を徹底し、再発防止に努めたい」と話した。