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拓殖大学紅陵高校(上)

常笑

 これまで甲子園に春、夏合わせて9回出場している千葉県の拓殖大学紅陵高校(拓大紅陵)野球部。飯田哲也(元ヤクルトほか)や加藤貴之(日本ハム)ら、多くのプロ野球選手が輩出した名門だ。

 その野球部の活躍を後押ししてきたのが吹奏楽部の応援である。「日本一の野球応援」というプライドを持った吹奏楽部は、演奏そのものが注目を集め、野球場のスタンドで存在感を放ってきた。吹奏楽部顧問の吹田正人が作曲したオリジナル曲は、《レッツゴー紅陵》《チャンス紅陵》《紅陵ボンバー》など30曲以上。毎年1曲は新曲が追加され、その年のテーマ曲となる。吹奏楽部の応援のファンだという人も少なくない。

 今年は夏の甲子園(「全国高等学校野球選手権大会」)が第100回の記念大会を迎える。野球部はもちろん、吹奏楽部もアルプススタンドでの応援を夢見て燃えている。

     ♪

 そんな拓大紅陵吹奏楽部で今年、部長を務めるのがトロンボーン担当の相原美咲。部の仲間からは「アイパラ」と呼ばれている。

 吹奏楽を始めたのは中学校から。中学1年でまだ吹奏楽のことをよくわかっていないころ、拓大紅陵吹奏楽部の演奏会に行き、ステージドリル(マーチング)を見て全身に鳥肌が立つ経験をした。その瞬間、アイパラは吹奏楽の魅力に目覚め、「私も拓大紅陵の吹奏楽部に入りたい」と思うようになった。

 念願の拓大紅陵に進学したアイパラは、吹奏楽部に入部した。吹奏楽部はシンフォニック(コンクールなどの座奏)、マーチング、応援を3本柱として活動している。

 アイパラは野球のルールを詳しく知らなかったし、応援のためにオリジナル曲をたくさん覚えなければならず、当初は苦労した。しかし、いざスタンドで野球応援をしてみると、一気にその楽しさのとりこになった。

 みんなで心を合わせ、野球部の…

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