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 名古屋市は9日、名古屋城木造新天守の構造に関する有識者会議・天守閣部会で、新天守にエレベーターを設けない方針を示した。15日に市議会に報告し、5月中に正式決定する。だが、障害者団体の全国組織が抗議文を送るなど、批判も出ている。

 市は部会で「史実に忠実に復元するためにエレベーターを設けない」とする方針を提示。設置すると史実との隔たりが生じると説明し、障害者が昇降できる技術提案を国内外から募る考えを示した。有識者から反対意見は出なかった。

 市名古屋城総合事務所の西野輝一所長は部会後、「(1945年の空襲で)焼けた天守をそのままの形で復元するのが事業のコンセプト。それを守った上で、バリアフリーに最善の努力をするという結論に至った」と記者団に述べた。

 しかし、設置を求める声は根強い。国内97団体が加盟する障害者団体「DPI日本会議」(東京)は9日、「障害者や高齢者を切り捨て、利用できないものにすることは差別だ」とする抗議文を市に提出した。市議会の共産党市議団も「障害者の願いは当然で、市の公共建築物は願いを実現する立場であるべきだ」との談話を発表した。(関謙次)

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