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 静岡県河津町の爬虫類(はちゅうるい)専門の動物園イズー(白輪剛史園長)に、世界最大級のトカゲでインドネシア固有種のコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)が来ることになった。10日にインドネシア政府の担当者らが園を訪れ、輸出許可に向けた施設の最終確認などをする。園によると、国内でコモドオオトカゲを飼育している動物園は他になく、イズーが唯一となる。

 コモドオオトカゲはインドネシアのコモド島と周辺の島に生息する。全長3メートル、体重60キロ以上に達し、大型の哺乳類も餌にする。絶滅の恐れがあるとしてワシントン条約で国際的商取引が禁止されているが、イズーは今年2月、繁殖を目的とした国際共同保護計画の覚書をインドネシアの動物園と締結。インドネシア政府も日本との国交樹立60年を記念する事業の一つとして、レンタルを認める方向になったという。

 レンタルされるのはオスとメスの2頭で、7月ごろに到着する見込み。体調などを見て、公開の時期を決めるという。イズーはミズオオトカゲなど大型のトカゲの繁殖実績があり、白輪園長は「念願がかなった。専門園として繁殖をぜひ成功させたい」と話した。(石原幸宗)