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 国産スルメイカの不漁がおつまみにも影を落としている。おつまみ大手のなとりの2018年3月期決算は、主力のイカ製品の原料高が響き、営業利益が前年比35.0%減の12億円となった。

 農林水産省が4月に発表した17年のスルメイカの生産量は、記録的な不漁だった16年からさらに13%減り、過去最低の水準だった。なとりは売り上げの約4分の1をイカを原料とする製品が占めているため、原料高が利益を圧迫した。

 19年3月期もイカの不漁を見込むが、容量を見直したり、チーズやビーフジャーキーの売り上げを伸ばしたりして、営業利益は前年比16.5%増の15億円を目指す。(久保田侑暉)