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 人気グループ「TOKIO」の山口達也さん(46)が強制わいせつの疑いで書類送検され、不起訴処分(起訴猶予)になった問題で、事件と直接関係のない他のメンバー4人が謝罪会見を開いた。彼らが強調した「連帯責任」はスポーツの世界でも持ち出されることが多い。元陸上選手の為末大さんに「連帯責任」をどう考えるか聞いた。

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 連帯責任を肯定的に捉える日本の風潮は、学校での部活動などを通してスポーツ界が社会をリードしてきたという側面が強いと感じています。

 米国でも練習や試合中に選手が問題を起こせば、それはチームや総括する者の責任が問われます。でも、競技外であれば、それは個人の問題です。一方、日本では、選手が個人の時間に起こした不祥事でも連帯責任が問われます。

 米国では、「この時間はスポーツ選手」、「この時間は個人の時間」という時間の切り分けがはっきりしていますが、日本は曖昧(あいまい)になっているということが背景にあると考えています。個人や個人の時間が集団から切り離されているという前提のもとに、個人の責任というものが発生すると思います。そこが曖昧だから、パフォーマンスしている時以外に起きた問題も「私たち」の責任になってしまう。

 これは会社での労働の時間と、それ以外の自分の時間をうまく切り離せない文化の一端を表していると思います。TOKIOも、24時間、TOKIOでいることを求められていると感じました。

 ただ、スポーツ界では連帯責任…

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