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 「作画グループ」。最盛期は会員数が千人を超えた日本最大のマンガ研究会であり、「風雲児たち」のみなもと太郎さんと「超人ロック」の聖悠紀さんを筆頭に数多くのプロを生んだことで知られるこの団体について、いつか書きたいと思い、いつか書く機会も来るさと思っていたら、1962年の創設以来ずっと代表を務めていたばばよしあき(マンガ家・まぜき伸吾)さんが2016年6月に68歳で亡くなり、「作画グループ」はそのまま解散。そして、思わぬ形で「書く機会」がやってきました。

 ばばさんの遺稿をまとめた回顧録「この道を歩む 私の漫画活動」(SG企画)がこのたび刊行されたのを機に、グループの歴史を振り返る展示と記念のトークショーが同人誌即売会「コミティア」(5月5日/東京ビッグサイト)にて開催されました。ばばさん、聖さんと合わせて「トリオ・ザ・サクガ」と呼ばれた中心メンバーのみなもとさんと、やはり長年の会員で同書を編集したマンガ家BELNEさんのお二人が登壇。「オヤブン」の愛称で親しまれたばばさんをしのび、その人となりと功績をたっぷり語りました。

 BELNE「ばばさんから『聖さんノロケ』と『みなもとさんノロケ』というのをよく聞かされました。聖さんノロケというのは『オレは聖悠紀の絵を見てマンガを描くのをやめたんだ。マンガ界に聖悠紀がいるのになんでオレがマンガを描く必要があるんだよ』。それを聖さんに言ったら『そんなのオレには一言も言ったことがない』って(会場笑い)。『みなもとさんノロケ』というのは二つあって、一つは『オレは好きなマンガしか読まないが、みなもとはマンガの歴史をとらえて、すごい分量のマンガを持っている。かなわない』、もう一つは『みなもとはただのマンガ家ではない。画家として海外に出しても負けないイラストレーターだ』。ばばさんご本人から聞いたことは?」

 みなもと「一度もないで…

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