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 北海道小清水町のオホーツク海沿いに広がる「小清水原生花園」で10日早朝、最盛時の草花のにぎわいを取り戻そうと、恒例の「火入れ」が行われた。

 この日は同町職員など約130人が参加。国道244号とJR釧網線に挟まれた地域と、鉄道から海岸までの地域に分けて、ガスバーナーで枯れ草に火を放つと、炎はめらめらと燃え広がった。黒々とした焼け跡からは、間もなく草花が芽吹き始める。

 同原生花園は延長約8キロ、面積約275ヘクタールの砂丘上に、エゾスカシユリやハマナスなど約40種類の草花が咲き乱れる。しかし枯れた牧草などに覆われて草花の繁茂が衰えたため、1993年から、枯れ草を燃やす「火入れ」を行っている。(宮永敏明)