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 ブドウの産地として知られる山梨県甲州市勝沼町のブドウ畑で10日、地元の勝沼中学校の2年生82人が、ブドウ(デラウェア種)の房を「ジベレリン液」という赤い液体に浸し、種なしブドウにする処理に挑戦した。

 半世紀ほど続く伝統行事。当初は3学年とも5日間にわたり農業体験をしていたが、デラウェア種の栽培面積が減り、現在は2年生が午前中のみ2日間行っているという。

 生徒は25カ所の畑に分かれ、「種なし処理」に挑戦。農家の三森斉さん(54)の畑で体験した須沢一陽(いちよう)さん(13)は「農家の人が元気で、一緒に作業をしていて楽しかった。ブドウが実をつける日が楽しみです」と笑顔。三森さんは「体験を通して、地場産業であるブドウがどういう風にできるのかを知ってもらいたい」と話していた。(市川由佳子)