[PR]

 「安倍政権として正直に説明していくほかない」。今井尚哉首相秘書官が10日発売の月刊誌「文芸春秋」で、現役の首相秘書官として異例のインタビューに応じ、森友・加計(かけ)学園問題などについて語った。今井氏は森友問題に絡み、野党が証人喚問を求めている対象の一人だ。

 同誌で、今井氏は財務省による森友学園の決裁文書改ざんについて、「あってはならない。財務省本省と近畿財務局にはしっかりと説明してほしい」と述べる一方、「国会で話題になるまで(問題を)知らなかった」と自身の関与は否定した。

 安倍晋三首相の妻昭恵氏が、森友学園が開設をめざした小学校の名誉校長だったことについては、「うかつにも引き受けたのは間違いだった。首相にも間違いなく道義的責任がある」と語った。

 2016年の伊勢志摩サミットに向けた勉強会で配られ、消費増税先送りの流れを作ったとされる「新興国の投資伸び率は、リーマン・ショック時より悪化」との内容のペーパーについては「作成を僕が主導したのは間違いない」と認めた。