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 摂食障害は、体重や食物に対する過度なこだわりがあり、ふつうに食べられなくなってしまう病気だ。極端に食べる量を減らす神経性やせ症(拒食症)と、大量に食べ続けてしまう神経性過食症(過食症)に大別される。過食症には「むちゃ食い」のほか、食べた後に吐いたり下剤を使ったりして「排出」を繰り返すものがある。

 完璧主義や自己評価が低いといった心理的な要因、家庭環境、やせを礼賛する社会的な影響などが複合的に重なって発症すると考えられている。厚生労働省研究班の調査によると、国内の患者数は推計2万人超とされるが正確には分かっていない。

 治療には本人の話をじっくり聴くことや家族への助言、栄養指導などが重要だが、専門的に診療できる医療機関や医師はまだ少ない。国と自治体が設ける「摂食障害治療支援センター」は宮城、千葉、静岡、福岡の4カ所にある。国立精神・神経医療研究センターに設けられた全国基幹センターが4カ所に情報提供を行う。

 アスリートが摂食障害に悩む実…

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