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 「記憶はない……」と繰り返していた柳瀬唯夫氏が、10日の国会招致で、加計学園関係者との首相官邸での面会を認めた。

猪瀬直樹さん(作家・元東京都知事)

 参考人招致で確認できた点があるとすれば、これまでの柳瀬氏の無理な説明は、安倍晋三首相の防波堤の役割をはたすという一点のためだったということでしょう。

 柳瀬氏は、加計学園の関係者と3回も面会したことを認めざるを得なかった。首相にかかわることなので、明かしたくなかったのではないか。

 「記憶の限りでは愛媛県や今治市の人と会ったことはない」と面会を頑(かたく)なに否定し続けたのは、その場にいた加計学園関係者のことを隠したい気持ちがあったから。優秀な官僚があんな説明を繰り返した理由が、最後に加計学園の吉川泰弘・現岡山理科大獣医学部長の名前が出たことで、ようやく腑(ふ)に落ちました。

 柳瀬氏は「私が保存している中に、今治市や愛媛県の方の名刺はございませんでした」と今回初めて、面会していないと考えた「根拠」を示しました。もっと早く言うべきなのに、「記憶の限りでは会っていない」と繰り返し、信頼性が疑われた。もっとも面会の可能性は依然高く、根拠にはなりませんでしたが。

 僕も都知事の時、混乱した中で…

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