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 スーツは不可、普段着で面接に来ること――。そんな条件での職員採用試験を昨年度に始めた兵庫県西宮市がわずか1年で方針を見直し、スーツも含めた「服装自由」とした。7月実施の面接試験から適用する。受験者の個性を把握する狙いだったが、「かえって面倒」などの声も出ていた。

 西宮市は今村岳司・前市長(今年2月に辞職)が在任中だった2015年度、従来は筆記試験通過者を対象にしていた面接方法を改め、受験者全員への面接を導入。さらに昨年度、「受験者の『素』を見たい」として面接時のスーツ姿を不可とした。ただ、市人事課が試験後に感想を聞くと、「同じ日に別の面接がある場合は着替えないといけなくなる」などの否定的な意見もあったという。

 今村前市長は新聞記者への暴言などで批判を浴び、任期を約3カ月残して市長を辞職している。市は今回の見直しと前市長の辞職は無関係としている。(崔埰寿)

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