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 1981年から5期22年、首相を務めたマレーシアのマハティール氏(92)が10日、首都クアラルンプールの王宮で首相就任式に臨み、第7代首相に就任した。2003年の退任から15年。92歳という高齢での再登板は世界的にも異例だ。

 マハティール氏が率いる政党連合・希望連盟は9日投開票のマレーシア連邦下院選(定数222)で過半数の113議席をとり、マレーシアで初めてとなる政権交代を実現した。ナジブ政権が3年前に導入した消費税の廃止などの訴えが、生活費増大に苦しむ層の共感を呼んだ。

 同年生まれの政治家にはすでに亡くなった野中広務元官房長官や英国のサッチャー元首相らがいる。選挙戦でナジブ政権側は「老人には未来を切り開けない」と攻撃した。だが、国民の間には「命を削って国に尽くしている」との同情も広まった。(クアラルンプール=守真弓)

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