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 プロ野球・日本ハムのドラフト1位ルーキーの清宮幸太郎(東京・早稲田実高)が11日、高校の先輩の王貞治・ソフトバンク球団会長とプロ入り後初めて対面した。

 ヤフオクドームでの試合開始直前に、王さんが日本ハム側の三塁ベンチ裏を訪れた。報道陣を代表取材に限った対面は、約3分間。終始、にこやかな表情の王さんとは対照的に、18歳の新人は最後まで緊張した面持ちだったという。

 激励を受けて握手した清宮は、「お会いするのは初めてではないですが、いつも貴重なアドバイスをいただいています。いつも気に掛けていただき、本当にありがたいですし、感謝しています。プロの世界で一流まで上り詰めて、極められた偉大な先輩。プロに入ってから、その素晴らしさをさらに再認識しました」と球団を通じてコメントした。

 一方で、王さんは「でっかいよね。だいぶ落ち着いて自分のプレーに集中できるようになっている。プロ野球界のためにがんばってくれるでしょう」と期待を寄せた。

 清宮にとって王さんはあこがれの存在だ。昨年9月、プロ志望を明らかにした際は、王さんが持つ868本塁打のプロ野球記録を目標に掲げた。9日のオリックス戦でプロ初本塁打を放った後に、報道陣から王さんの記録まであと867本との質問が飛ぶと、苦笑い。「1日1日、しっかりやるだけです」と話していた。

 試合には「6番・左翼」で出場したが、4打数無安打2三振。王さんが見守るなか、快音を響かせることはできなかった。