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 新大阪駅の新幹線改札内のフードコートで、大阪名物のたこ焼きは人気メニューだが、容器には新幹線車内で食べないよう注意を促すシールが貼られている。油とソースが絡んだ独特のにおいがたちこめると、不快に感じる客がいるからだという。一方、旅客機の機内販売は好評で苦情もないという。なぜなのか――。

 新大阪駅のフードコート「大阪のれんめぐり」は、大阪名物の名店が集まる。「道頓堀くくる」でたこ焼きを買うと、容器に「新幹線車内および駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います」とシールが貼られている。「だるま」の串カツ、「やまもと」のネギ焼きも同様だ。

 店側にシールの貼り付けを求めているのは、フードコートを運営するJR東海の子会社。担当者は「周囲のお客さんからにおいにご意見が出ることに配慮した」と説明する。フードコート入り口にも同じ内容の注意書きを掲示している。基準は「温かい出来たての商品かどうか」で、においの強さではないという。

 新横浜駅のホームでは崎陽軒(きようけん)の「シウマイ弁当」が販売され、車内で食べる人もよく見るが、冷めた「駅弁」扱いで、シールも不要という。

 豚まんやシューマイが大阪名物の「551蓬莱(ほうらい)」は、新大阪駅の新幹線改札内の店舗で土産用のチルド(低温冷蔵)商品のみを販売しているが、担当者は「調理設備が置けない。においの問題ではない」。改札のすぐ外にある店舗では蒸したてを売り、シールも貼っていないという。

 JR東海によると、かつては東海道新幹線の車内でも、冷凍のたこ焼きを電子レンジで熱々に温めたものがワゴン販売されていた。1989年5月の新聞記事では、多客期の1カ月で約10万個が売れる人気商品として取り上げられている。しかし、車内販売を担う子会社が社名を変えた2002年以降は売っておらず、どの時点で販売をやめたのか、理由も不明だという。

 フードコートでたこ焼きを買っ…

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