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 プロ野球巨人から昨秋に自由契約となり、独立リーグのBCリーグ栃木に所属する村田修一内野手(37)が12日、栃木県小山市であった古巣の巨人3軍との試合で、移籍後初本塁打となる逆転2ランを放った。

 村田は右太もものけがで満足に走れないため、前日に続いて先発で出場していない。だが、巨人との3連戦は「男・村田祭り」と銘打つだけに、「チャンスがあれば出してくれ」と監督に志願した。1点を追う九回2死二塁で代打で出場。カウント2―2からの変化球を左中間席に運ぶと、ゆっくりとダイヤモンドを周り、3145人と独立リーグでは大勢のファンを喜ばせた。

 実は、これが独立リーグ1号になる。日本野球機構(NPB)で2年続けて本塁打王に輝き、通算360発を放った男も感慨深げだ。「久々に本塁打を打てて、本塁打の魅力を再確認できた。最高の結果になった。スタメンで出られず、申し訳ない気持ちでいっぱい。できる最善を心がけて日々、勉強している。温かい声援を送っていただいてうれしい限り」。古巣への特別な思いもある。「巨人戦で打ててうれしい。若い選手もいるし、1発目が巨人戦で良かった」

 NPB復帰をめざし、声のかかる期限の7月末まで、できる限りでのプレーを誓う。試合はBC栃木が3―2で勝った。(笠井正基)