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 弟子の暴行問題などの責任を取り、「一兵卒として出直す」と誓っていた貴乃花親方(元横綱)が夏場所(東京・国技館)初日の13日、久しぶりに審判として土俵下に座った。「貴乃花!」と観客から声も飛び、変わらず人気の高さをうかがわせた。

 8年前、38歳で審判部長に抜擢(ばってき)された貴乃花親方は、元横綱日馬富士の事件への対応や弟子で十両の貴公俊(たかよしとし)が起こした暴行問題の監督責任などを問われ、親方として一番下の「年寄」まで降格された。最後に審判を務めたのは2013年九州場所で、この日が約4年半ぶりだった。

 土俵下で弟子で十両の貴ノ岩、貴源治の取組も見守ったが、「勝負ですから、集中しないといけない」。自身に向けられた声援には、「聞こえてないですよ」と言い、笑みを見せた。