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 トランプ米大統領が11日にあった大手自動車メーカー幹部らとの会合で、米国が輸入車にだけ20%の高関税をかけたり、米国産車より厳しい排ガス規制をかけたりする案について言及していたことがわかった。13日までに米紙ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。

 米国は従来、ピックアップトラックなどを除く輸入車には2・5%の関税をかけており、20%への引き上げは世界貿易機関(WTO)などのルール違反の可能性が高い。また、米国内の消費者にとっても価格の高騰などを通じて大きな不利益となりかねないため、実現の可能性は未知数だ。

 トランプ氏は会合で、欧州メーカーの米国内生産が少ないことを批判したという。会合には米自動車大手のほか独フォルクスワーゲン、トヨタ自動車などの幹部も参加した。(ワシントン=青山直篤)