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 人気漫画を無料で読める海賊版サイト「漫画村」をめぐり、大手出版社が福岡県警などに著作権法違反の疑いで刑事告訴していたことが14日、関係者への取材でわかった。福岡県警などが捜査している。漫画村による被害は数千億円に上るとの試算もあり、国も対策に乗り出していた。

 関係者によると、告訴したのは講談社で、他の大手出版社も告訴の準備をしている。出版社は漫画村に著作権を侵害されたとして、著作権を持つ漫画家に委任された形で昨年夏から秋にかけて、福岡など複数の県警に容疑者不詳で告訴したという。告訴には人気漫画「進撃の巨人」(講談社)の作者諫山創(はじめ)さんなども含まれているという。

 漫画村は2016年1月に開設された海賊版サイト。一般社団法人「コンテンツ海外流通促進機構」の集計によると、昨年9月からの半年間で延べ6億2千万人が閲覧し、被害額は推計で約3200億円に上ると試算している。

 国は4月13日に漫画村などの3サイトを海賊版だとして名指しし、インターネット接続事業者に接続遮断を実質的に求めた。一方、漫画村は同17日午後から接続できなくなっている。

 講談社広報室は「刑事告訴は手続きは終えている。時期も告訴先も明かせない」とコメントしている。