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 91年前、米国から日本に友情の証しとして贈られた「青い目の人形」を題材にした合唱ミュージカル「海を渡ったエイミー」が6月2、3日、名古屋市東区のウィルあいちで上演される。出演する4歳~70歳代の約90人は、平和を願う思いを伝えようと、練習に力を入れている。

 日米関係が悪化しつつあった1927年、米国の親日家のギューリック博士が中心となり、平和を願って1万体以上の青い目の人形を日本の子どもたちに贈った。日本からも答礼として58体の人形が海を渡った。その後、日米は戦争となり、青い目の人形は「敵国のもの」としてほとんどが処分されたが、県内では10体の現存が確認されている。

 合唱ミュージカルは「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」が主催し、作曲を藤村記一郎さん、脚本・演出を川村ミチルさんが担当。現代と過去を行き来するファンタジーな作品だ。藤村さんは戦時中の東山動物園(名古屋市)での実話を基にした合唱曲「ぞうれっしゃがやってきた」でも知られる。

 青い目の人形が贈られてから9…

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