[PR]

 インターネット上の掲示板で、猫などを虐待する動画の投稿が後を絶たない。残忍な行為をあおる書き込みもあふれ、動画を見て心に深い傷を負う人も。だが投稿そのものを規制する法律はなく、規制強化を求める声が上がっている。

トラウマになる人も

 おりに入れられ、泡立つ洗剤液に沈められる猫、足で踏みつけられる猫。自称「動物虐待愛好家」らが集うネット上の掲示板には、痛々しい動画が投稿されている。「鍋に入れて水から沸騰させてみるとかどう?」「ただいま両手両足の肉球を焼いたところです 爆鳴き止まらん」。新たな動画が投稿されるとそれに刺激されたようにコメントが相次ぎ、数日間で1千件に上ることも。「神」「芸術作品」と投稿者をたたえる書き込みもみられる。

 「こんな動画を、子どもでもスマホで見ることができてしまう。PTSD(心的外傷後ストレス障害)になった人もいる」。日本動物虐待防止協会の藤村晃子代表理事は危機感を抱く。虐待動画を見つけると、警察や掲示板の運営会社に通報。運営会社が自主的に削除するケースも多いが、すぐ新たな動画が投稿される「いたちごっこ」が続く。「興味本位でまねをする人も出てくるおそれがある」

 埼玉県内の男性は猫にかまれたことを機に、ネットで見た動画をまねて虐待するようになった。ガスバーナーであぶったり、熱湯をかけたりして複数の猫を殺傷し、動画で公開。「もっとやれ」といったコメントを見て、抵抗感が薄れていったと公判で述べ、昨年に動物愛護法違反罪で執行猶予つきの有罪判決を受けた。

■動画拡散 規制の「枠…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら