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 ジメジメと蒸し暑い空気が肌にまとわりつく、嫌な季節がもうすぐやってきます。そんな時に活躍するのが除湿機。衣類の「部屋干し」にも使えるモデルが人気です。

 ビックカメラなんば店(大阪市)の除湿機コーナーで目を引くのは、「部屋干し家電」の大きな看板。担当の中條大輔さん(32)によると、来客のピークは6月の後半。メーカー各社は部屋の中で洗濯物をいかに速く、大量に乾かすかという機能を競っている。

 シャープが今月12日に発売した除湿機の新製品は、「大量の洗濯物」を乾かせる機能を前面に打ち出す。従来機種よりも除湿能力を高め、洗濯物をめがけて満遍なく風を送る機能もつけた。2キロの洗濯物なら最短80分で乾くという。開発担当者は「突然の雨で洗濯をやり直すこともなくなる。一度使ったら手放せなくなりますよ」。

 三菱電機の製品は「3Dムーブアイ」と名付けた独自のセンサーで衣類の乾き残り部分を検知し、ピンポイントで風を送る。パナソニックは送風口にルーバー(羽根板)を二つ付け、衣類を揺らしながら素早く乾燥させる製品を出している。

 日本冷凍空調工業会の調べでは、除湿機の国内出荷台数はここ10年ほどは年間70万台前後で推移。需要の伸びは頭打ちだが、衣類の乾燥機能は消費者の関心を呼べる。花粉や微小粒子状物質(PM2・5)がつくのを嫌がって外に衣類を干さない人や、景観を守るためにベランダに洗濯物を干せないマンションが増えているためだ。

 空気が乾燥する冬は除湿機の活躍の場は少なくなるため、ダイキン工業は加湿機や空気清浄機を組み合わせた高級機も出している。どの季節でも室温を一定の湿度に保つことで、快適に過ごせるとアピールする。(米谷陽一)

ムラなく乾かします

 パナソニックの「F―YHRX200」は、洗濯物の干し方が偏っていてもムラなく乾かせる機能を搭載した。除湿には独自の「ハイブリッド方式」を採用。梅雨や夏に強いコンプレッサー式と、秋や冬に強いデシカント式を自動で切り替える。市場想定価格は10万円。

上下左右に風送ります

 シャープの「CV-H180-W」は、上下・左右とも広範囲に風を送ることができ、大量の洗濯物を乾かすことができる。1枚の服を乾かすスポット送風にも対応。本体にホースをつなげれば連続排水が可能で、タンクにたまった水を捨てる手間が省ける。市場想定価格は6万5千円。

乾き残り見逃しません

 三菱電機の「MJ―M120NX」は、衣類の乾き具合を感知するセンサー「3Dムーブアイ」を搭載。乾き残りを見つけて集中的に風を送る。ベッドやソファの下、天井の隅など、湿気がたまりがちな場所も見分けて風を届けられるという。市場想定価格は4万9500円。

冬には結露防ぎます

 ダイキン工業の「MCZ70U」は、除湿機と加湿機が一体となった機種。湿度を1年中一定に保つことができる。湿度は「標準(50%)」「低め(40%)」など4段階で設定可能。洗濯物の部屋干しや、冬場の結露を防ぐ機能も。空気清浄機としても使える。市場想定価格は13万円。

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 主なメーカーの新商品、一押しの商品から選びました。価格は税抜き

ビックカメラの除湿機の売れ筋ランキング

①パナソニック   F―YC120HRX 6万4800円

②シャープ     CV―H71     3万7880円

③コロナ      CD―S6318   2万3800円

④三菱電機     MJ―M100NX  4万2800円

⑤アイリスオーヤマ DDC―50     1万9800円

※ビックカメラ全店での5月1~10日の販売数量ベース。価格は税抜きの店頭価格(きりとりトレンド)