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 北は京都、西は大阪、南は橿原・吉野へと続く奈良の玄関口、近鉄大和西大寺駅(奈良市)。複雑に平面交差する線路は鉄道ファンによく知られている。その線路で、電車がスムーズに運行するよう手動で信号を操作しているのが「信号係」の職員たち。始発から終電まで1日約14万人の往来を支える。

 5月上旬、駅長の片岡秀弥さん(56)に案内してもらい、駅構内にある「信号所」という部屋を訪ねた。「1号線出発よし、抑止解除よし」。2人の信号係が電車の信号を操作し、指さし確認する声が響く。

 線路や信号の切り替えは基本的にコンピューターが管理しているが、少しの遅れが生じたときなど、運行に影響が出ないよう、電車が出入りする順番やタイミングを、信号を出して調整するのがこの部屋。「人の手でもやってるのは意外でしょ」と片岡さん。

 信号係の手元のボードには、「…

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