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標高961m・851m しんどさ★★☆☆(三重県鈴鹿市・亀山市、滋賀県甲賀市)

 夏に北アルプスを縦走する予定の山仲間と一緒に、鈴鹿山脈の仙ケ岳(せんがたけ)と野登山(ののぼりやま)を回った。渓流を何度も渡り、狭くて急な尾根を通るルートだ。北アルプス縦走は6日間で60キロ、累積標高差4千メートル。そのトレーニングを兼ねて登った。

 5月上旬の土曜、三重県鈴鹿市の小岐須(おぎす)渓谷の林道駐車場から夜明けとともに登り始めた。まず仙ケ谷で滋賀県境の小社(こやしろ)峠を目指した。6カ所で石づたいに渓流を渡る。ストックを流れにつっこんで体を支え、バランス感覚の衰えを補う。

 2時間ほどで谷を抜け、小社峠に出た。ひんやりした風が心地良い。視界が開けた尾根を30分ほど歩き、仙ケ岳西峰に着く。鈴鹿山脈の南部に位置するので、北に連なる入道ケ岳、鎌ケ岳、御在所山、雨乞(あまごい)岳などが一望できた。

 仙ケ岳は山頂が二つある双耳峰…

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