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 金沢市寺中町の大野湊神社境内で15日、409回目となる伝統の神事能が奉納され、青空の下、大勢の観客が能の世界を満喫した。

 「経政」「胡蝶(こちょう)」のほか素謡や狂言などが披露され、近隣住民らで作る「金石宝生会」のメンバーも出演。連吟「高砂」では金石幼稚園の年長児49人の元気な声が杜(やしろ)に響いた。

 大野湊神社の神事能は1604(慶長9)年、加賀藩主の前田利長が、関ケ原の戦いの勝利を神に報告するために催したのが始まりとされる。市立金石町小学校の6年生約50人も授業の一環で訪れ、筆海人君は「初めて見たけど、物語があって楽しかった」と話した。(近藤幸子)