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 私鉄大手の近畿日本鉄道が15日、幅の違う線路を行き来できるフリーゲージトレイン(FGT)の開発を進めると発表した。国土交通省によると、私鉄による開発表明は初めて。近鉄は全国の私鉄で最長の501キロの路線を持ち、線路幅が地域で異なる。乗り換えをなくして利便性を高めるため、FGTに着目した。

 京都駅(京都市)から吉野駅(奈良県吉野町)までの83キロの特急を想定。途中の橿原神宮前駅(同県橿原市)で、線路が標準軌(1435ミリ)から狭軌(1067ミリ)に変わり、今は地下を経由して1日約1万人が乗り換えている。直通になれば、時間もいまの1時間40分から10分短縮できると見込む。

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