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 西日本鉄道は15日、西鉄天神大牟田線の大善寺発西鉄福岡行き普通列車(4両編成)が、春日原(かすがばる)駅(福岡県春日市)から雑餉隈(ざっしょのくま)駅(福岡市博多区)までの約1・5キロを約4分間、一部の扉が開いた状態で走行したと発表した。時速は最大60キロだった。扉が開いた車両の乗客約70人にけがはなかった。扉が閉じなかった原因は調査中という。

 西鉄によると、普通列車は15日午後4時50分ごろ、春日原駅を発車。直後にホームの客が「扉が開いている」と男性車掌(23)に教えた。車掌は走行中に3両目へ移動し、扉が約40センチ開いていることを確認。緊急停止ボタンで停車させるという内規を守らず、周囲の客に注意喚起しただけで指令所に報告した。雑餉隈駅で停車中に扉を施錠して発車したが、次の井尻駅(福岡市南区)で念のため全員を降ろし、運休したという。