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 平和記念公園に毎日通う原爆孤児の「すずめおじさん」の人生を表現した「歌語り」に、山梨県在住のシンガー・ソングライター山本晴美さん(54)が取り組んでいる。20日、広島市中区で公演する。

 すずめおじさんは82歳。ほぼ毎朝、自転車で平和記念公園にやって来る。原爆ドーム周辺のベンチに座ると、スズメがチュンチュン鳴きながら、群れをなして飛んでくる。「この子は今年生まれた子」「ここにおるのがギャング。邪魔するんよ」。一羽一羽、特徴が分かるという。

 原爆投下当時、己斐(広島市西区)の自宅を離れて母の実家のあった沼田(安佐南区)にいた。自宅近くの職場にいた父は死に、母は行方不明のまま。すでに嫁いでいた姉も犠牲になった。

 紙屋町近くのバラックでしばら…

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