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 国内鉄鋼最大手の新日鉄住金は16日、来年4月1日に社名を「日本(にっぽん)製鉄」に変更すると発表した。世界各地で事業展開を進める中で日本発祥の製鉄会社にふさわしい商号にするため、と説明している。6月26日の株主総会での決議を経て実施する。

 新日鉄住金は2012年10月に新日本製鉄と住友金属工業が合併し、現社名になった。17年3月に国内4位の日新製鋼を子会社化。特殊鋼メーカーの山陽特殊製鋼の子会社化も検討している。進藤孝生社長は16日の記者会見で、DNAが異なる会社が傘下に加わっていくことを踏まえ、「もっと包摂的な名称が必要」と考えたことも社名変更の理由に挙げた。住友金属工業に由来する「住金」の名は消えることになる。

 新日本製鉄は1970年に八幡製鉄と富士製鉄が合併して発足。明治期の殖産興業の象徴として知られる官営八幡製鉄所などが合併して34年に誕生した「日本(にほん)製鉄」の系譜をくむ。八幡と富士は、戦後の50年の財閥解体で「日本(にほん)製鉄」が解散して生まれた会社だ。読み方はかつての「にほん」と異なるが、約70年ぶりに「日本製鉄」の表記が復活する。ただ、進藤氏は新社名を決めるにあたって、かつての日本製鉄は「ほとんど意識していない」と話した。

 英文の社名は、現在の「NIPPON STEEL & SUMITOMO METAL」を改め、「NIPPON STEEL」にする。新日本製鉄が70~2012年に使っていた表記を再び使う。

 51%を出資する連結子会社の日新製鋼を来年1月1日に完全子会社化することもあわせて発表した。株式交換方式で、日新製鋼株1株に対して新日鉄住金株0・71株を割り当てる。(野口陽、箱谷真司)

■「住金」消えることに…

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