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 埼玉県桶川市で昨年10月、当時1歳1カ月の三男に満足な食事を与えずに放置して死亡させたとして、県警は16日、父で会社員の山辺拳士郎(25)、母の仁美(25)の両容疑者を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕し、発表した。「十分に食事を与えず、死なせてしまった」と容疑を認めているという。

 三男の体重は約3・8キロと同年齢の平均の半分以下で、県警は長期間にわたって十分な食事を与えられていなかったとみている。

 捜査1課によると、2人は三男の晴(はると)ちゃんに十分な食事を与えず衰弱させ、昨年10月9日に同市東1丁目の自宅マンションで死亡させた疑いがある。仁美容疑者が布団で晴ちゃんが意識不明になっているのに気付き、拳士郎容疑者が119番通報。救急隊の到着時にはすでに死亡していた。目立った外傷はなかったという。

 一家は長男(4)と次男(3)との5人暮らしだった。ほかの2児には健康上の問題は見当たらず、晴ちゃんの死亡後、児童相談所に保護された。県警は、なぜ晴ちゃんだけが衰弱したのかなど、経緯を調べる。