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 高松市立小学校で2015年、教諭が児童に「お前は植物か」と発言したうえ、これをとがめた別の児童の体を強く押すなどし、厳重注意の処分を受けていたことがわかった。今も教諭を続けているという。市教育委員会が取材に対し、明らかにした。

 市教委によると、教諭は15年11月、出張中の担任に代わって給食指導していたクラスで、児童に「お前は植物か」と発言。「謝ったほうがいいですよ」と注意したもう1人に対しても、「てめえに言われたくないわ」と言い、うがいに行こうとしたこの児童の胸に腕を引っかけたうえ、体を強く押したという。

 また、15年10月には、清掃の時間中、トイレに置いてあった帽子を触っていた児童を口で注意することなく、ひざの裏を蹴る暴行をした。掃除をさぼっていると勘違いしたという。児童らにけがはなく、教諭は一連の件について児童らと保護者に謝罪した。

 市教委によると、教職員らの処分にあたっては、県教委と協議し、停職や戒告などの懲戒処分が相当となった場合はどの処分にするかを県教委が決める。この教諭の処分は懲戒ではないため発表せず、厳重注意という処分は県教委と協議のうえで決めたという。

 市教委は「子どもや保護者の信頼を失う行為であり、再発防止に向けて今後も指導していきたい」としている。