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患者を生きる・スポーツ「視覚を失って」(4)

 職業訓練を受けていた国立福岡視力障害センター(福岡市西区)で、浦田理恵(うらたりえ)さん(40)はゴールボールと出合う。練習場を訪ねて「私もやりたい」と訴えると、指導していた女子日本代表のヘッドコーチだった江黒(えぐろ)直樹(なおき)さん(52)に驚かれた。「体力、まるでなさそうだね」

 浦田さんは中学や高校時代、体育の成績は5段階評価で2か3。手足はひょろひょろで、重さ1・25キロのボールを片手で投げる筋力はなかった。

 最初は体力をつけるためにひたすらウォーキングとランニング。地味な練習の繰り返し。サボろうかと迷うと、決まって先輩の小宮(こみや)正江(まさえ)選手(43)が声をかけてきた。「練習、来るよね?」。覚えが遅い自分を待ち続け、体を張って教えてくれた。守備や攻撃の正しいフォームを、互いに手で触り合って確かめ、修正を重ねた。

 選手全員が目隠しをするゴール…

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