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 東京五輪・パラリンピックを前に、外国人の患者を診察する際に使う医療従事者向けの翻訳機の開発が進んでいる。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と富士通研究所がつくり、今年度中に発売する。「シクシク」とか「ズキズキ」など様々な痛みや、医療用語にも対応している。

 3月下旬、鹿児島市の米盛病院の看護師伊牟田麻衣子さん(36)が「今のんでいる薬を見せてください」と北京からやって来た60代女性患者に話しかけた。すぐに伊牟田さんの胸に着けられた翻訳機から中国語訳が流れた。患者の応答もすぐに日本語に訳された。

 伊牟田さんは「中国語はわからないので、患者さんと会話するときにとても助かった」と話す。使い始めた当初は薬の名前や「既往歴」などを翻訳できないこともあったが、支払いや病院内の決まりを説明する際には通訳の必要がなかったという。

 翻訳機はNICTと富士通研究…

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