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 米財務省は16日、中東レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師ら幹部を制裁対象に指定すると発表した。イラン核合意からの離脱を受け、米政権が進める対イラン圧力強化の一環。イランと敵対するサウジアラビアなど湾岸諸国6カ国と連携して決めた。

 ムニューシン米財務長官は声明で、「ナスララ師はイラン革命防衛隊の命令の下で、地域全体を不安定化させている」と主張。ヒズボラなどが資金を得られないよう、関係国が連携して監視を強めるとの方針を示した。

 トランプ政権は15日には、ヒズボラを支援したとしてイラン中央銀行のセイフ総裁らも制裁対象に指定。矢継ぎ早にイランへの圧力を強めている。周辺国へのイランの影響力拡大を警戒するサウジの国営通信もイランを名指しして、「地域を不安定化させる影響を止める」と伝えた。(ワシントン=青山直篤、ドバイ=高野裕介)

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