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 2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムを無断で使ったメダルを販売目的で所持したとして、警視庁は、大阪市都島区毛馬町2丁目、会社員小谷泰弘容疑者(43)を商標法違反の疑いで逮捕し、17日発表した。容疑を認めているという。同エンブレムの商標侵害での逮捕は全国初という。

 生活経済課によると、逮捕容疑は14日、大会組織委員会が商標登録している東京五輪とパラリンピックのエンブレムが入ったメダル26個を、販売目的で自宅で所持したというもの。

 メダルは「平成32年」の文字入りで、小谷容疑者は「中国の通販サイトで見つけ、売れると思って2枚1セット450円で仕入れた」と話しているという。1~5月にネットオークションに「記念メダル」「千円カラー銀貨ではなく、銀の価値もありません」などとして出品し、少なくとも18セットを計7万8千円で販売していた。

 オークション落札者の中には「平成32年はありえないのでコレクションにします」とコメントしている人もいたという。

 本物のメダルは千円銀貨で純銀製の両面カラー。2016年にリオデジャネイロ大会からの引き継ぎを記念して、1枚9500円で各5万枚が抽選販売された。