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 山口県萩市が中学生への英語教育を強化している。4月から実用英語技能検定(英検)の3級以上の検定料を全額補助するほか、専任指導員を雇用し、夏休みには無料の教室開催も予定する。英語力強化により、グローバル人材育成に取り組む。

 市教育委員会学校教育課によると、英検の検定料補助は、市内の中学校全15校(私立を含む)の中学生計約1千人が対象で、中学3年間で1人1回限り利用できる。今年度の受検者を250人と想定し、計約95万円を今年度一般会計当初予算案に盛り込んだ。

 市教委はまた、今年度、教員OBの英語専任指導員1人を雇用。少人数での指導や放課後の補充学習をする。さらに、夏休みには全市立中学校で、希望者を対象にした無料英語教室を開催。英検合格などに向けた指導をする。

 今年3月現在で、萩市立中学校の3年生で英検3級以上を取得した生徒の割合は25・3%。市は20年度ごろまでに60%への引き上げを目指している。(林国広)