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 学生アメリカンフットボール界で長くしのぎを削り、互いに敬意を払ってきた赤の日大と青の関学大。日大が犯した過ちにより、その関係には深い亀裂が入った。日大が届けた回答書の説明は不十分で、不信感は募る。

「意図しないプレー」なのか

 やはり、という回答だった。日大は、関学大攻撃の1プレー目に起きた悪質なタックルについて、監督、コーチの厳しい指導と選手の受け取り方に違いがあって起きたものと説明する。まるで自分たちが意図しないプレーを選手がやってしまったのだ、と聞こえる。

 会見で関学大の鳥内秀晃監督は、疑問を投げかけた。反則行為の起きた1プレー目の後、すぐに当該守備選手をベンチに下げて、コーチ陣との認識の相違を解消できなかったのかと。守備選手は3プレー目でも不必要な乱暴行為をはたらき、5プレー目で退場した。が、怒られた様子は見られない。厳しい指導と言うなら、なぜこれらの反則行為にその指導が及ばなかったのか。

 試合メンバーの決定に影響力を持つ指導者は選手にとって絶大な存在だ。日大で黄金時代を築いた故篠竹幹夫監督は猛練習と強いカリスマ性でチームを指揮。厳しさは内田正人監督にも引き継がれた。選手の1人は「絶対に逆らえない」。学内では常務理事を務め、高い地位にある。

 日大は学内で聞き取り調査をし…

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