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 北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、党中央軍事委員会拡大会議が開かれ、金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長が「(4月20日の)党中央委員会総会の決定を貫徹するための全人民的な闘いをしっかり守り、保証していく」よう強調したと報じた。正恩氏は、4月の総会で核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)試射を中止し、核実験場を廃棄すると宣言。経済に集中する方針を示しており、こうした政策転換に従うよう軍に指導したとみられる。

 通信によると、会議では軍幹部の人事が行われ、正恩氏が「今後も党と領袖(りょうしゅう)の軍隊としての革命的性格と気概を堅持する」ことに期待を表明した。通信は会議の日付や、会議で米国や非核化に言及があったかどうかは触れていない。

 一方、朝鮮中央通信は18日、ジュネーブ軍縮会議で15日に北朝鮮代表が演説し、核実験場の今月中の廃棄に言及したと報じた。北朝鮮代表は「我が国は核実験の全面中止のための国際的な流れと努力に合流する」と明言。一方、「我が国の朝鮮半島非核化の意思に関し、『最大限の圧力』を緩めないと言うのは、情勢を悪化させる危険な試みだ」と非難したという。(ソウル=武田肇

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