写真・図版

  • 写真・図版
[PR]

教えて!強制不妊手術(3)

 優生保護法(1948~96年)にもとづく強制不妊手術は、病気や障害を理由に行われた。医師が診断し、必要と判断すれば都道府県の優生保護審査会に申請した。

 手術をするかどうかを決めた審査会の委員は、医師や民生委員、裁判官、検察官、学識経験者などから知事が任命。医師が提出した手術申請書や健康診断書、遺伝調査書をもとに判断した。

 結果は手術の対象になった本人か保護者、申請した医師に書面で伝えた。手術をする医師を指定し、その医師にも通知した。

 実際の審査でどんな議論があったのか。一部の都道府県には議事録が保存されている。山口県には58~88年の審査会、21回分の議事録があり、委員の発言から、障害者に対する意識の変化がうかがえる。

 62年3月、県庁の会議室。委員9人中7人が出席した。「遺伝性がある程度濃厚」「家系にはかなり異状がある」などと述べながら審査する。「このような子供に必要か」と質問が出た事例は、「暴行をうけるおそれがあるので申請があった。本人保護のため必要」と説明された。審査した18人全員の手術を決めた。

 70年代以降になると、手術の…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら